2010年5月24日月曜日

関ジャニ∞横山裕の母急死! 客席に背を向けてバラードを捧げる

関ジャニ∞横山裕の最愛の母が急死。そんな哀しいニュースを5月22日発売の「スポーツ報知」が報じている。

 記事によると、横山の母が亡くなったのは16日午前のこと。スーパーで買い物中に虚血性心疾患で突然倒れ、救急車で病院へと搬送されたが、そのまま帰らぬ人となったという。50歳、若すぎる死だった。

(写真はこちら)

 横山は現在、全国14カ所を巡るソロコンサート『横山YOUがヤっちゃいます~3 2010春』の真っ最中。母が亡くなった日も「仕事に穴はあけられないから」と16時からの青森公演を気丈につとめあげた。

「いつもの公演と同じように楽しいステージとMCで会場を盛り上げてくれていたんですが、『オニギシ』を歌う前くらいからヨコの言葉がなんとなくつまるようになって。いつになくまとまりがないまま『聴いてください、オニギシ。』とだけ言って、客席に背を向けちゃったんです」(青森公演に参加したファン)

 この『オニギシ』という曲は、関ジャニ∞内ユニット「三兄弟」による名バラード。横山が作詞を担当し「女手ひとつで育ててくれたお母ちゃん」との愛情あふれるエピソードが、等身大の言葉で綴られている。

「歌の途中で『お母ちゃん、ボクは何してあげられた? 優しかった? もっと一緒に笑いたかったな。でももうそれも遅いんやな......』ってセリフがあるんですが、そのあたりからヨコが泣いて歌えなくなっちゃって。客席からの声援を受けてなんとかまた歌い始めたんですが、すごく苦しそうでした。結局、最後の最後までスクリーンの方を見たまま歌ってましたね。

 4月頭の大阪公演のとき、ヨコのお母さんが会場に来ていて、ヨコが『反抗期のまま来てしまったから、(面と向かっては)よう言わんから言いますけど......元気でおってくれたら、それでいいです』って言って『オニギシ』歌いながら泣いちゃったって話を聞いてたから、てっきり今回も感動の涙かと思ってました。今思うと胸が張り裂けそうです」(同)

 その後、翌日に青森で予定されていた『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)のロケを休んで帰宅し、通夜に参列したという横山。18日の告別式には関ジャニ∞のメンバーが全員参列し、横山母の死を悼んだという。ジャニーズ公式携帯サイト「Johnny's web」内の連載『よこやまゆうのにっき。』には、17日から19日まで毎日のようにファンや仲間へ向けての「ありがとう」という言葉が見当たり、22日には「いつも心のなかに。俺はいつまでも、これからも子供。いつまでも、これからも長男。頑張るを頑張る」「なんだってできる。なんだってやってやる。ちゃんと見ててや」と母に誓うように、メッセージをつづった。

 以前から「ミナコ(※横山母の名)ってホントバカなんですよ~」「家ですっぽんぽんで出てきたりね。おっきいパンツはいてても、ミナコがはくとTバックになる」などなど、ことあるごとにお母さんをネタに笑いをとってきた横山。そのためミナコさんの名前はメンバーやファンの間でもお馴染みであり、今回のコンサートのMCでも「今度韓国旅行をプレゼントしてあげたい」と語るなど、その愛の深さは皆が知るところだった。

 その後、19日からは『ジャニ勉』の収録に参加、ラジオ『レコメン』(文化放送)、PV撮影などの仕事を通常どおりにこなし、本日22日は愛媛、23日は広島、29~30日は名古屋とソロコンを続ける横山。

「ボクは"頑張る"を精一杯ガンバっているよ」

 「オニギシ」の歌詞にもあるとおり、皆に夢を与えるアイドルとして、悲しみを隠して精一杯仕事に臨む彼の姿を、"ミナコさん"も天国から誇らしげに見守っているに違いない。

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